2ntブログ
情報の真偽は自己責任☆
2005年11月10日 (木)
 今日は学校で仕事で作業な一日でした。

といっても、仕事から帰って雑務やってたらこんな時間でまだ作業には手をつけて

ませんが。ブログ書き終わったらやろうかと思ってます。今日のブログは半ば作業に

近いことも書くつもりなので悪しからず。

 それで今回の内容というのが自分の進路や学校の学部学科全く関係ないと思われる

分野について色々考えてました。ネタ率9割と抜かして就職活動始めたせいでもあり

ますが、

『20年後の日本が抱える問題って何よ? 今からどうすりゃ打開できるよ?』

ということについて考えないとならなくて。

このタイトルでにやっ、とした人もいるかもしれないですが。

きっとそうだと思いますが心に置いといてくださいませ。

授業中も授業そっちのけでプリント裏に殴り書いてました。抱えそうな問題として、

・高齢者問題
・少子化
・少年犯罪増加
・年金問題
・税金問題
・雇用問題
・ニート&ヒッキー
          ……etc

と簡単に浮かんだところで分野を絞って原因と打開策を考えました。

プリント裏に細かく書いた字でもかなり埋るほど。

こんなにたくさんあっても論文として提出できる量はたかが知れてるので、

項目を絞り込むことに。

というわけで、『ニート&ヒッキー問題』にスポットを当ててみました。

私の独断と偏見にまみれて固められた意見によると以下のようになってます。


●【ニートが起こる原因って何よ?】

ニートとは、俗に勤労できる歳であっても定職につこうとしない人々。



最近流行の言葉だから知ってる人も多いと思いますがかなりヤバめな社会問題。
何故、彼らが生まれるか原因を考えてみる。

・自分に向いてる仕事がわからない
・将来への不満  
・社会の不満  
・やる気が無い (他の原因によって)
・大人の甘やかし(すねかじりのみそっかす)
・叱られ不足  (少ないor親放任)
・情報環境の発達(歳に合わない情報を得る)※後に説明
・ヒッキー経験者
・遊びたい、楽をしたい
・挫折経験

【解説】
簡単に言うと『やる気が無い』の一言で終わらせることができますが、こうなる経緯を考える必要があります。というわけで以下模式。

①少年少女時代にネットや漫画、テレビ、マスコミで必要以上のことを知る
②そこで得たことを実践(良いことも悪いことも)
③悪いことをしても親放置
④常習になる(=若年犯罪多発)

②'知らなくていい情報で惑う(性、暴力、社会構造、世間の裏、犯罪方法)
 ※人間の汚れた部分をデリケートな思春期に知ってしまうことで子供が抱くはずの
  夢を失う。
  何故なら、子供の時に日本が借金800兆円してて国民一人が400万前後の借 金してたり、親や学校の先生がえらそうなことを言っても、あんなに一生懸命働いても、もらえる年収がたかが知れてる
  (今日友人と楽しく計算したら、自由に出来るお金が月2万とか出た。
                       ※また後日詳しくやるつもり)
  他にも、年金問題、高齢者問題、犯罪など自分達に待っている将来が余りにつまらない。絶望的内容ばかり、【希望は希薄な望み】(by友人)とはよくいったもの。ここで健全な子供が抱くはずの夢が消えてしまう。

③'夢がなければ、夢のために勉強するのもなくなるし、光の無い将来なら遊んで楽しくやったほうがいい。(=やる気轟沈)

⑤(※共通)鍍金がはがれた大人が子供を叱っても意味無し。
 ※子供の人権(かわいそう)だからと殴らない親や保身の先生、刺されるのが怖い他人。もし、叱っても口だけでは聞かない。既に情報で大人がどういうものかわかってるし、体罰無ければ全く懲りない。
  また、少子化による過保護&溺愛&親馬鹿のせいのスネかじりで子供は働かなくても遊び放題。お金が無くなれば親から貰う。
  それでも足りなければ、短期バイトで食いつなぐ。または"情報環境"で得た方法
  (非合法な強盗、窃盗、薬、詐欺、売春など)で儲ける。

⑥(※共通)その情報がネットやマスコミで流れる。

⑦(※共通)"情報環境"で得たニート予備軍が知り増長。
 ※知ることにより犯罪方法を学び、逃げ方を知り、大人の対処法を覚え、自分以外
  にも同じことをする仲間がいると安心感を持つ。

⑧新たなニートを生む悪循環。

①"仕事で失敗。
 ※就職したばかりの若者の場合、過保護の温床で育ったため社会に出て遭遇する
  敵(上司、客、同僚)に打ちのめされる。
  中年の場合、リストラor経営破綻など。

②"やる気喪失。
 一度or度重なる失敗でやる気がなくなる。

③予想通りの悪循環発生でニートになる。


●ここでヒッキーも説明。

ヒッキー(=引きこもり)とは、家(特に自室)に閉じこもり外界から隔離された環境での生活を好み、対人恐怖を持つ場合が多い。

・対人恐怖(いじめ、家庭内暴力、挫折)
・社会の不満(ニートの項目と≒)
・将来の不安(ほぼ同上)
・大人の甘やかし(ニートの項目と同じ)
・希薄な人間関係(簡単に裏切る、親身にならない、金と建前の体面上のもの)
・情報の氾濫(ニートの項目と同じ)
・ゲームやアニメにはまる(ニートにもこの傾向があるが、ヒッキーのほうが強い)

以上の項目が原因と考えられる。ニートの項目と同じように原因となる流れの模式
を下に示す。

①少年少女時代に"情報環境"により社会構造を知る。(ニートのところと同じ)
②希望と夢を失い、社会に絶望。楽な道を選ぶ。
③親過保護で甘やかす、ヒッキー悪化。

①'対人恐怖発生
 ※いじめ、家庭内暴力、対人関係不具合などにより自分がその場に入ってもいいか
  わからないor苦痛。その場に戻ると再び同じような目にあうのではないかという
  なかば刷る込みに近い状況(≒被害妄想)により人と上手く話せない。人に合う
  と動機が激しくなる、気分が悪くなるなど。一度かかると中々克服できず慢性化
  し、対人恐怖として定着。

②家を出れないヒッキーになる。

③’アニメやゲーム、マンガなど(仮想現実)にはまる。
 ※これらは現実とは違い、『こうあって欲しい』という根本(=楽しませる≒楽しいもの)のため、"情報環境"と対人恐怖により知ってしまったつまらない現実より格段に楽しく、理想が歌われ、それがコンセプトとなっているため居心地が良い。だから、それにはまり、依存し、抜け出せなくなる。
   もし、これらのモノにはまらない場合、精神状態が保てず鬱になり自殺を図る
  と考えられる。仮想現実にはまりながらもそれに感化され自分ももしかしたらな
  んとかできる(電車男効果など)のおかげで立ち直る傾向もあるが、対人恐怖と
  言う巨大な足枷のため再びヒッキーに舞い戻り、仮想現実に身を委ねる。力の無い自分に対して憤りを感じながら鬱を感じながら生活。さらに堕ちると自殺へ。

④'親過保護で増長。
 ※食事、住居、服、光熱費etcを与えるため、ヒッキーでも生存可能と味を占める。
  親、意を決して注意するも、"情報環境"で知った大人のしょぼさのため効果なし。
  親を親とも思わない行動(殴る、蹴る、暴言)を振るい、親、次第にあきらめ放置するようになる。

⑤'ヒッキー悪化。

⑥(※共通)ヒッキー問題が"情報環境"によって広まる。
 ※ニートの項目と同様に、自分以外の他人もいることを知り安心感を持つ。

⑦ヒッキー増加の悪循環。


ニート、ヒッキーについて以上な原因が考えられる。

【まとめ・要約】
少子化、過保護、情報の氾濫で温床ができる。

【ニートとヒッキーのちがいは?】
ニート……やる気無い
ヒッキー……やる気あっても対人恐怖。次第にやる気無くす(=ニート化)

【ニートが先か? ヒッキーが先か?】
ニートとヒッキーを兼業してる人が多いと思う。
ヒッキーからニートになる図式は上で書いたので略。
ニートからヒッキーになるのは、やる気の無さによる『家を出るのも面倒』、『インドア派ニート』となっている。
ニート兼ヒッキーを改善するのは難しい。



とまぁ、色々述べましたが、両者の原因もろもろはこんなところかと。
昔からその気の人は結構居たと思いますが、"情報環境"が今ほど発達してなかったため知られていなかったのと、他の問題(少子化、高齢化、税金etc)が絡んできます。問題は連鎖し、悪循環になるものなので改革には全部まとめてやっていく必要がありそうです。

今日は長くなったのと、他の作業もあるのでこの辺で。

他問題との背景、打開策についてはまた後日。

ではでは。

P.S 今日はこれらの内容で友人と盛り上がってました。
  生徒に『先生、すんごいイキイキしてうれしそうに話すね』とか言われるほど。
  悲しい現実だけど、だからこそ楽しいってのも現実。


追記

◆【文章】ニート&ヒッキーについて(2005年ニートに対する考察完結編)【未公開テキスト】
http://sirimetu.blog.2nt.com/blog-entry-930.html
自分なりの考察をまとめました。


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