2ntブログ
情報の真偽は自己責任☆
2005年12月25日 (日)
 昨日は毎年恒例"イブ飲み!"ってことで帰らないと思っていたので絵の更新を早々にした状態でした。というわけで、まずは24日分の更新といってみましょう。

○24日

 今日は昼に集まりあって世代交代で仕事でイブ飲みで死に掛けてました。

私が所属する某部の集会があって部費と原稿を集めるもので冬休み始まってるのに集

合でした。来てる人は主要メンバーとその他よく見かける人々で、全体の半分いって

なかった気がします。

まぁ、いつものことなんで仕方ないかと。

ちゃちゃっと集めて解散のはずだったんですが無駄に時間がかかってしまいました。

会計の引継ぎ、部長の引継ぎ、

そして無駄に存在する私がやっていた"参謀職"

とかも引き継いでみたり。

うちの部は某脳内元部長さんが作ったものでそのときの初期メンバーに私も入ってい

てました。部の申請するときに彼が言ったんですが、

脳内元部長「えっと、・w・さん。役職何やる?」

これに対して冗談交じりで私は、

私「えっと。。。参謀でええよ?」

とか答えたのが始まりで、部の申請用紙には私のとこに"参謀"とかかれました。

そりゃもうはっきりと……

さすが脳内元部長。

そんなこんなで参謀としてやってきました。

そんな役職が存在してたことすら知らない人多いでしょうが、思い起こしてみると私

がそんな行動とってた記憶もあるかも。

ぶっちゃげ副部長もどきだったような気もしますが、どうだったか忘れました。

とりあえず自分としては今まで参謀職やってきて楽しかったし、上出来かと。

そんな役職を独断で2人の後輩に押し付けました。

秋にあった文化祭でのゲーム大会。

その時一緒にやってたメンバーでポケモントークをよくやってる2人。

ちゃんといろんなとこ見てるし、よく気がつくし、ちゃんと意見が言えるコ。

広い視野持ってそうで行動力あるかんじで人あたりよさそうなコ。

2人とも仲よさそうだし、今回新部長になったコとも親しいと思うし、意見言えると

思うんでの人選です。なんかこっちのおしつけイメージで決めちゃってますね。。。

まぁ、なんとかみんなやってくれるでしょう。

私達がかつていた場所に新しいコ達が来て私達の代わりとなってことを運んでく。

そこで役を演じる人は代わっても、部という演目自体は変化ない。

世代交代の時期に差し掛かるとこんな哀愁感じますね。

世の中そんなものなんですが。

逆に胸が熱くなって心地良い感情も浮かぶのでモーマンタイでしょう。

参謀職になった2人には、

私「全体が上手く回ってみんな楽しいものになるようにやりぃね。
  例え、ソレで自分が汚れ役になっても上手くいってるなら勝ちってやつじゃわ」

とかいっときました。

夜は仕事が入ってたので仕事場へ。

職員がめっちゃ少ない。お客は1人。

早々に職員の1人帰りますし。

静かな部屋で貸切状態でやってました。

理解してくれるのが楽しいし時間はあっという間に過ぎていき、仕事終了。

今度は、"イブ飲み"だ! というわけで友人宅へ電話。

寒い中、国道を自転車で走りながら、イブを満喫してそうな友人にメールを飛ばしな

がら暇つぶし。

40分ぐらいかけてつきまして、いざ飲み会。

といっても2人でのもので、だべりながら愚痴りながらお酒飲んでました。

クラスのことや決まった研究室のこと、中学、高校の卒業写真を肴に馬鹿話。

自分としてはかなりの和み空間。

疲れた心が癒されますね。

最近、疲れることが多くて家にいるときはマイナス思考爆進中でしたし。。。

途中に友人に電話がかかってきて1人放置でお酒飲みながら写真見てました。

すると、私にもバイターな友人から電話がかかってきて話してました。

なんでも電話の相手は友人に電話かけた友人と一緒に居るみたい。

2つの場所にいる4人のそれぞれが電話で2組に分かれてだべってるという状況。

酔ってる私にはとてもおもしろかった。

なんて偶然。

その後4人(後に5人に)で飲んでましたが、これがいけなかった。

増援2人が来るまでに、

去年のボジョレーワインボトル半分の半分。

たしかウイスキーボトルを半分の半分の半分(?)

缶チューハイの半分。

焼酎(アルコールの味しかしない)をコップ一杯。

を飲んでいたもので、お酒に弱い私としてはほろ酔い加減。

友人の増援で料理食べて、飲むペースが上がってしまい……

時計見てなかったのでよくわかりませんが、

ビールを少し貰って

増援の友人に飲もうといわれたので一緒に焼酎をイッキしてみたり、

相手が飲まないんでなんとなく焼酎をもう一杯イッキしてみたり。

挙句の果てにそろそろなくなりそうだったので残りの焼酎をラッパしたり……



その後に来るのは激しい酔いってやつです。

トイレ行こうと思って行ったんですが、気分悪くなっておもいっきりリバース。

一度で止まらず、再びリバース。

さらにリバース、リバース、リバース。。。

ここからはなんとなく小説文体で書いてみる。


激しいリバース。

私はいつの間にか立っていられなくなっていた。

気づけば便座が近い。バス付きトイレの狭い部屋の床に私はこけていてる。

吐いて、吐いて、胃の中のもの全部を出しても、何かを吐きたいという衝動。

体は酔いが回り息が荒い。

大量のアルコールが酸化しアセトアルデヒド化して牙を剥く。

全身が熱い。

胃の中が激しく痙攣する。

心臓が早鐘を打つ。それも異常に強く、早く。

体の代謝機構がフル稼働。

血中アセトアルデヒド濃度を代謝酸化しようと呼吸が荒い。

短距離で走った後よりも、水泳で長距離泳いだよりも強く、荒い。

自分の耳ではぁはぁ、という呼吸音を聞けば寒気が走る異常さ。

吐いたことで消化液が喉に絡み、呼吸が辛い。

喉が焼けるようで水が欲しい。

だから、起きて水道の蛇口を捻る。

でも、そうしようとしても体が動かない。

立てない。

立とうと動くのだが、気づいたら床に尻餅をついている。

このままでは不味いという思いでその姿勢のまま蛇口を捻る。

目は開いてるはずなのに全く見えない。

そこは白い靄がかかってるようで、世界の流れが途切れ途切れで、コマ送りで。

時間が流れてるのかさっぱりわからない。

わかるのは息遣いと胃のもたれと脈拍の異常さ。

手探りで蛇口を捻る。そこから出てくるのは熱湯。

慌てて、水を出そうとするのにコマ送りの世界。

動こう。

動いた。

そう思ったはずなのに、気づけば元に位置。

意識だけは無駄に鮮明で、体の悲鳴で胸が痛い。

ほっとけば酔いが回って不味いことになる、と感じ何度も動作を繰り返し、水を飲

む。見えない目で蛇口からの流水音を頼りに手探りで水を口に運ぶ。

そして、吐く。

気づけば浴槽に上半身を突っ伏して。

何度も何度も、水を飲んでは、吐く。

胃を洗うように。

アルコールがこれ以上体内に吸収されるのを防ぐために。

体は動かない、目は見えない。

分かるのは音と苦痛を感じる意識だけ。

時折、友人達の笑い声が聞こえたり、ノック交じりの

「だいじょうぶ?」

って声が聞こえる。

心配かけるわけにはいかない、と私は思い、

「だいじょうぶ」

と力強く答える。そんなことが2度あった。

息の荒さと脈拍の早さと突き上げる嘔吐感。

よく泥酔したら意識が飛ぶって言うがそれは本当なのか。

今回は物が見えない、立てない、体が動かない。

ってところまできてるのに無駄に意識は鮮明。

ただただ苦痛と後悔。

「ああ、飲むんじゃなかった」

自分で言って、自分で聞いて、苦笑交じりに、

「気分わるぅ~~」

と浴槽に突っ伏して。

もういっそ救急車呼んでもらおうか、と頭に過ぎるが心配かけちゃあかんかなと思い

直して今できることを考える。

苦痛だけは鮮明で、

時間の流れは不明で、

考える時間は無限のようで、

体に力を入れるけど動かない。

いや、動いてるかもしれない。

でも、手足の感覚が無いし、視覚も無い。

だったら、動いてるのかさえよくわからない。

時々、水が喉を通るのは動いたという証拠か。

冷たい水が気持ちいい。

いつの間にか服や顔が濡れていたりもした。

「泥酔して意識飛ぶって本当かいな……?」

こんなに酷く酔っ払った状態でも意識が飛ばない。

『昨日は飲んじゃって意識がなかったんよ。なんも覚えてない……』

とか周りで誰かが言ってるのを聞く。

でも、これだけ飲んでも意識が飛ばない。

ということは、周りの人はこれ以上の泥酔行ってるんだろうか。

もっと酔いが回れば意識が飛んで、こんな"死ぬ"かもって言う恐怖心から逃げれるの

だろうか。

だったら、いっそもう水を飲んでの洗浄を止めてしまってそのまま酔いに身を任せて

しまおうか。

でも、それで意識が飛んで返ってこれなかったら嫌だな、と思って水を飲む。

水を飲んで水分を補おうとしても、胃が受け付けずにまたリバース。

もうどないせいっちゅうねん……

酒を飲んで意識飛んじゃう人多いけど、

「私ってもしかして意識飛ばない人!?」

そういえば、いくら飲んでも吐いても、意識はいつもクリア。

かねてから友人曰く『常に酔ってるかのようなハイテンション』らしい。

私は酔ったからといって饒舌になったり、変なことやったり、愚痴ったりすることは

あんまりなくて、もしそれがあったとしても全部意識あっての行動。

場の雰囲気から"ヨッパー"を演じることもありますが、全部意識アリ。

間違った使い方ですが世間的には通じる言葉の"確信犯"でごめんなさい。

場が和めば、自分が汚れ役でも良いと思うのは生まれ持っての参謀職気質か。

意識が飛ばない、苦痛だけの、時間の進んでる感覚が全く無い時間。

いきそうで、いけない。

できそうで、できない。

やれそうで、やれない。

そんな葛藤の時間。

とてつもなくつらい。

「いっそ死……」

危ない。楽になれるとはいえ、それは危うい。

まだやることはたくさんある。

やりたいことも、やらなければならないこともたくさん。

だから、死ねない。

「……死ぬもんか」

荒い息で、

「まだ死ねない……」

うわ言のように、

「――絶対死なない」

何度も何度も、そう連呼してました。

「死なない。死なない。死なない。死なない」








もう、アフォです。






どっかの漫画かアニメかゲームか映画のキャラが言いそうなセリフ。

それを平気で言いまくってる私。

かなりキテます。

死にそうです。

でも、死にたくないって意志だけは強い。

酔って意識が飛ばないってことは、もしかすると、死に際も同じかも。

きっと死ぬ間際でもずっと、

「死ねない」

って叫んでそう。

臨死体験、"三途の川"巡りせずにずっと死ねないって叫んでる光景が浮かびました。



















「―――――嗚呼、飲むんじゃなかった」













あらかた、物が見えるようになってきて、体も動くようになってきて、長いトイレの

引きこもりからでました。

そしたら、増援の友人達は帰る模様。

私ってどのくらいヒッキーだったんでしょうか……

時計見るのも億劫。腕時計してるのに……

寒い中、薄着でびしょ濡れでヒッキー長時間。

体は冷え切ってます。

「ごめん、寝るわ」

私はコタツの中に潜って寝ました。

その時、友人が私のジャンバーかけてくれてたような。

そこで意識が飛びました。

トンだって言うのは正確じゃないかもしれませんが、ようやく苦痛から開放されて眠

れました。







「」








とまぁ、色々思い出しながら書き綴って見ましたが、人間予想外にタフイです。

私の無駄に多い致死体験の中でもトップ3に入るディープさです。

自転車で走って息ができなくなるぐらい序の口過ぎます。

今回のことで"生"を強く意識できました。

というか再確認ですかね。

結構、酷い目にあってもなんとかやってけそう。

無駄に人間しぶといですし。



○25日

24日の内容が長いんで省略。抜粋。

二日酔いにならない(吐くから?)の人なんで頭は痛くならず、車酔いに似た気分の

悪い一日。何か楽しいことやってないと倒れそう。

というわけで友人から借りてた小説を読んでました。

『終わりのクロニクル7巻』

かねてから友人に借りてたシリーズで今回で最終巻。

全部数えてみたら14冊目。

毎回ページが多くて、軽い参考書並。

それが、今回何を血迷ったのか、枚数がえらいことに。

"1098ページ"

あとがき含めて、絵も含めてたら1100越え。

えぐいです。

各巻からの伏線や話の"謎"だった部分も全部出てきてクライマックスへ。

最高の素材でこれ以上に無いってぐらい最高に仕上げてたと思います。

数多いキャラクター個性的過ぎますし。

話の展開上手いし、それぞれが戦う理由の描写も上手い。

もう自然と涙が出ました。

ええ作品やわ。

物語が終わりに近づくと、世代交代の移り変わりの時に感じる哀愁と同じ気持ちに。

いつまでも続けばいい楽しい一時。

ずっとこのままでいたいし、このままでありたい。

――でも、終わりが近づいてくる。

クライマックスは盛り上がるので当然見たい。

――でも、終わってしまう。

終わったらまた新しいものを探せばいい。

――でも、この楽しい時以上の時はあるのか。

良いものだからこそ、一層そう感じてしまう。

学校も仕事場も部活も街並みも移り変わって物語が終わる。

役者が別の役を得て新しい物語を始めるために。

――それは仕方ないこと。

だから、感じる哀愁は喜びと哀しみが含まれているんでしょう。

かつて自分が居た街並みで、自分が演じた役をやっている別の人。

この人もいつか別の役へと移り変わって、今の役に別の人が移り入る。

世の中はそれでも変わらず動いてる。

ずっと、時を連ねてる。

世界という舞台はずっと――








と、こんなことを書いて今日は終わってみます。

『文章書きたいなら小説の続き書けよ!』

って言われそう。

もうちょっとしたらまた書き始めます。

色々片付いた時にすぐにでも。



やっぱ文章書くの楽しいですし。


P.S 友人宅のトイレは朝方に掃除して帰りました。
  後から聞いた話で、トイレヒッキー時間は2時間だったとか。
  永遠とも感じれる2時間でした。。。。


トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック