2ntブログ
情報の真偽は自己責任☆
2006年07月16日 (日)
 今日は立ち読みで読みたかった本が売切れてたので、街まで遠出。

以前は電車を使ってたので毎日行ってましたが、

今は自転車で通ってるので、

全くの逆方向。

約二ヶ月ぶりに橋を渡りました。

来週の日曜日がメルブラの大会なので、

練習かねてゲーセンよったら、

ギルティの大会やってました。

こりゃ出るしかねぇ!

なんかランバトでランキングまでつけてる……

ちょっと見ないうちに変わりましたねぇ……

ぼちぼちの戦果で家に帰って、読書。

以前図書館に行った時に新書にあったもの。

タイトルに引かれて思わず探してみました。

『そのバイト語はやめなさい
 ~プロが教える社会人の正しい話し方~』

近年、日本人の言葉が乱れてるってのと、

物書きとしての後学のためってので借りました。

読みました。

内容は、【普段何気なく使ってるバイト語とは何か】
    【なぜその言葉の使い方が悪いのか】
    【ビジネス会話のテクニックを身に着けよう】
    【言葉に勝る話の態度】

具体例を上がるなら、
「お会計のほうを」
「今出ているだけです」
「一万円からお預かりします。先に大きいほうからお返しします。
 お後に細かいものを……」
「そういうかたちでお願いします」
「そういったヤツはありません」
「お席のほうにご案内します」  etc

これらはバイト語に入るそうです。
自分でも使ったことがある言葉が多く、それが普通だと思ってました。
本書曰く、バイト先の先パイが使ってるからそれが正しいと思って、
新人バイトが覚えていく。
または、職場で「あの~、その~、えっと……」
などを乱発してる人がいると他の人も感染していくそうです。

そういえば、最近「全然すごい」ってのもありますね。
「全然~ない」が正しい使い方なのに、みんなが使うからそれが当たり前になってしまう。言葉のニュアンスが微妙に違うけどデファクトスタンダードみたいなもの。

ウインドウズがPCの主流になってるから、
一般的にPC=winっていう脳内変換が起きるのと同じ。
主流=普遍と思ってしまうやつです。

さてさて、「バイト語」が何故いけないかというと、
年代によって、受け取り方が違うことでしょうか。
大学以下のコミュニティだと、大体似通った年頃と立場で構成されてます。
だから、「タメ語」と呼ばれる噛み砕かれた言葉が使われています。

しかし、社会に出ると、異なる年齢層の上司や客に対して、
正しい日本語を使わないと、違和感が出たり、失礼になることもしばしば。
本人達は良かれと使っていても、相手の機嫌を損ねると良いことありません。

普段から使い慣れてないとまた難しい尊敬語と謙譲語と丁寧語の数々。
周囲が正しいと思うまさに確信犯的な「バイト語」スタンダートでどんどん危険な方向へ……

極論、そんな言葉遣いについてはおいおい学んでくださいってことで置いといて。

重要なのは、聞き上手になることです。
話し上手は聞き上手ってのがあるように、聞き上手にさえなれば大丈夫。
逆もまた真。

聞き上手のためには、
【間の取り方】
【復唱】
【相槌】
【心配り】
私は間の取り方が下手なんで良い勉強になりました。
あと、相手を否定も肯定もしない、相槌ってのも参考になりますね。
女性だと、そういった相槌は小さいころからのコミュニティで形成されるそうです。
人と話すことでストレスを発散するからとか。
男性は異なった立場から相手の意見に対して、同情、肯定、否定を行うので、
自分の意見の押し付けになる傾向が強いそうです。

心配り、今更言うまでもないですが、
相手に対して親身になって話を聞くことが重要。
粗末な対応をされれば、悲しくなります。
自分が理想とする相手を自分で演じればなんとなく分かります。
自分がマゾいからって相手にサドを期待するってのはまた話が別ですが。

良い感じにまとまった本だと思います。
私は適当に感想書いたのでまとまってませんが、
以下に該当する人は一度読んでみては?

・就職活動を考えている人
・人と話すのが苦手だと思う人
・話術をより磨きたい人
・心理学を学んでる人
・ネタになるかと思った人

では、今日はこのへんで。

P.S もう……いっそブログは読書感想文にしちまおうかと。
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