2ntブログ
情報の真偽は自己責任☆
2006年03月25日 (土)
自分が居て、自分に言う。

今の自分が出来事を思い出す。

昔あった日々。

楽しくて、

つらくて、

ホント楽しかった。

ずっとずっと続くと思ってた。

あの頃がずっと続くと信じてた。

今は楽しくない。

ホント昔はよかった。

自分が答える、

それはお前が思う夢想で妄想。

きっと拡大解釈。

尾ひれはひれついてて、よく見えるだけ。

思い出の中のお前は、

自分の最高の形に事実を曲げる。

何もかにも楽しかった、

よかった、

最高で輝いてたと。

思い出の自分がソレに答える。

そうじゃない。

ホントに今がつまらない。

あの頃に戻りたい。

あの頃は才能も力もあって、若かった。

何でも好きで、何でも楽しい。

部活も趣味も満足してた。

なのに今は何も満ち足りない。

なんでもつまらない。

何をやっても面白くない。

毎日にあるのは苦痛だけ。

今日またつまらないことがあって、

明日もつまらないことが続くんだ。

自分がぼやく。

自分は返す、笑いながら。

今までの過去は俺が引き受けてやるさ。

ここで俺の役目は終わり。

何もかも忘れて過去の思い出だと思えばいいさ。

今を作るのはお前の仕事。

それはお前の役目であって、

俺じゃない。

俺は俺であるがあくまで過去の思い出。

お前が描く最高の理想系。

こうでありたい、

こうありたかった。

その願望の象徴さ。

あくまで自分は反論する。

願望!?

別にそれでもイイ。

今よりはマシ。

いっそ、醒めない夢のように

思い出を眺めていたい。

あの頃は良かったと。

ずっとずっと……

また自分が笑う。

思い出に浸るのもほどほどにしな。

理想は捕まえればつまらないもの。

叶わないから理想であり夢だから。

夢は夢であるから輝いて見えるもの。

捕まらなかった思い出だから、

永久に保存される理想系。

そんなものずっと眺めていても虚しいだけ。

それよりも、

俺はお前が紡ぐ今が知りたい。

何があって、これから何が起こるのか。

その時、何を感じて、どう行動するのか。

今のお前はすぐに、

思い出にかわって、

また新しい今のお前にバトンを託す、

ずっとずっと、

そうやってバトンが巡り今のお前がある。

つらくなったら思い出を覗きにきてもいいさ。

けど、

その時は思い出以上に、

素晴らしい今を見せてくれ。

でも、と自分が口を挟む。

しかし、自分は続ける。

今が楽しいかどうかは、

今のお前にはわからないさ。

それがわかるのは思い出で見たときだけ。

あの頃はよかった、

つまらなかった、

今のお前は思い出を見ることでそれが分かるんだ。

だから、悩むな。

気にせず、自分が後に誇れるように行動しろよ。

今は思い出の自分より、

ずっと楽しいってな、

次に会うときはその思い出を持って、こっちに来い。

それが今へ託すバトンと助言。

気の遠くなるような思い出の自分が伝えたメッセージ。

ここからはお前の舞台。

だから俺は後ろで見てる。

けど、……

そう振り返る自分、

後ろには誰も居なくて、

残されたのは思い出のバトン。

それと、メッセージ。

区切りがついて、
次の今の自分につなぐまでの間、
思い出に会いに行くまで立ち回れとのメッセージ

今の自分は一人呟く。

あぁ、きっと胸を張って自分と向き合うさ。

p.s 感傷的になりそうな時期なんですか、
  なんかやけに冷淡な感じで……
  こんな今の引継ぎを受けたまっさらな自分がいるだけで
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