2ntブログ
情報の真偽は自己責任☆
2005年11月11日 (金)
今日は学校で仕事で作業な一日。

昨日のブログに上げた内容を考えたり、次に書くこと考えたり、絵や文章を考えたり、

いつもとほとんど変わらない一日。

自分の学部とほとんど変わらないけど顔を出してる学科の授業で、研究室配属の説明

がありました。学科が違うのでその研究室に入ることは不可能なんですがずっと聞く

ハメに。大体70分ぐらい聞いてました。内容は知ってることも知らないことも多々

あって後学になるかと。

 あと、今日教え子に頼まれてた絵見せたところ、物凄くがっかりな顔されました。

教え子「うん、調子悪かったって事でこれでええよ」

教え子の友人に"失敗作"ってことで渡すという話に。

嗚呼、もっと上手くなりたいですわ。

そういうわけで今日はこの辺で。

ではでは。

P.S 風邪ぶり返し防止は風呂上りに気をつけろ!

2005年11月11日 (金)
ブログおよびmixiの整理中に発見した、未公開テキストをここに公開する。





これは、

◆【文章】久々の学校で(2005年ニートに対する考察1)【・w・日記から転載】(2005年11月10日)
http://sirimetu.blog.2nt.com/blog-entry-493.html

に対する私的解答である。

○原因編 
 私が考える20年後の社会問題は、ニート、引きこもり人口増加に伴う諸問題です。労働力の減少、年金、その他の収入財源の回収が見込めなくなるだけでなく、彼らの子供の世代でも蛙の子は蛙というように悪循環が発生し、年を重ねるごとに国の機能が弱体化していき、最終的には国が成り立たなくなると思うからです。何故、このようなことになるか調べてみると3つのことが見えてきました。一つ目は。夢が無い子供の増加。二つ目は、夢を失った大人達。そして、三つ目は対人恐怖と失敗を恐れ何も出来ない人達です。ここで引きこもり、ニートについて考察してみます。前者は、学校や職場で誰からも相手にされない疎外感、いじめ、家庭内暴力の影響で、会う人全てが自分に対して敵意を持ちダメな人間だと思っているに違いないと決め付けてしまう被害妄想を持ってしまうことです。自分は何もできないダメ人間だと思い込む傾向が強く、いざ仕事や夢に対して前向きな行動に出ようとしても被害妄想による自己嫌悪と恐れが邪魔をしてしまい上手くいかず、症状が進行すると外が怖くて部屋から出ることができなくなる人達です。後者は、引きこもりとの合併症状かそうでないかによって分かれます。合併症状の場合は前向きに生きようとするポジティブとやはりダメだと思うネガティブの二つの思考のシーソーゲーム。その結果モチベーションが下がり、現状に甘んじてしまい勤労意欲を失う場合。非合併症状時は『何かやりたい』というよりも遊びたい、めんどくさい等の理由が先行。親の金や短期バイトの収入を使っての自転車操業でやりくりする刹那的な生き方をする場合と一度定職についた後、失敗やリストラで挫折し、職を失い活力を失った場合といった人達です。今回の小論文では一度人生に失敗してニート化したドロップアウト組ではなく、初めての定職にさえつけず燻ってしまう数度の失敗で人生諦めてしまう人間になる原因についてスポットを当てていきます。ニート、引きこもりのどちらにも共通して言えることは夢や働くことに意欲が無い、または弱いこと。何故、このようになってしまうかは現代社会の問題とも言える『情報の氾濫』と『家庭&学級崩壊』です。近年、ネットや携帯の普及で誰でも何歳でも何処にいても誰とでも話せ、様々な情報をやりとりできるようになりました。勉強や最新ニュースだけなら良いのですが年齢に相応しくないアダルトコンテツや違法まがいなことのやり方、出会い系、その他社会の裏側を知ることができます。夢や希望を胸に抱く小中高の時期に過激なことを知り、親や学校の先生等の大人が言ってることは嘘で固められたきれい事だと気づく。どんなに『勉強して、良い大学行って、良い仕事につけ』と言う大人そのものが大した存在じゃないと知ってしまいます。下げたくない頭を下げて、朝早から夜遅くサービス残業して、休日も不安定。そんなに頑張ってもらえる給料が手取りで月30万そこら。年収400万前後。諸所の必要経費を削っていくと一月の間に自由に出来るお金は2、3万足らず。普段、いくら口でえらそうなことを言っていても現実はその程度しか儲かって無い大人達。『才能が無ければ努力しろ』と言われても、世の中は『才能があってさらに努力するエリート』ばかり。日本は人口一人当たり800万の借金、年金、雇用、不景気、少子高齢化、環境等の問題山積み。遠くない未来に日本沈没間違いなし。こんなご時世で夢を持って頑張ることはバカらしい。テレビやネットで、夢を持たないニート、ヒッキー急増中と頻繁に取り上げられれば自分以外にも夢を持ってない人達がいるとの安心感。少子化核家族が多く、両親共働きで子供をかまう時間が少なく学校に子供の教育押し付け状態。過保護に陥り、ニートであっても、学校や社会に悪さしても親が金を出して甘やかし、この子は悪くないと庇う無菌培養。苦労を知らず、恐れを知らず、悪いことが何だか分からないヒッキー&ニート予備軍が完成。

○対策編

ニート、ヒッキー対策として現実的な手法は教育と家庭環境の改善です。
一応、非現実的な方法としてニート、ヒッキーと判断された時点で罰金、懲役を行い、酷い場合は処刑してしまう恐怖政治がありますが人権尊重、道徳、社会的見地から不可能でしょう。

同じ、先進国でニート、ヒッキー問題を抱えるイギリスでは、職業支援・教育のために国費が設けられていますが、日本は予算を考えようにも既に年金、国債、税金問題でそれどころでないはず。さらに統計学・行動学的視点で見ると、先進諸国や会社構造には次の様相が見られます。1割のエリート、6割の凡人、3割のミカン。どこの世界でも寝る間を惜しんで勉強し、働いているバリバリのエリートが国や会社を動かし、その下に6割の可もなく不可もなく働く人々、そして、仕事を頑張らない、やる気のないカビの生えた腐ったみかんで構成されています。もし、作業効率が上がらないからといってミカンをリストラするといけません。エリート1割、凡人6割で最初のうちは問題なく効率よく動きますが、凡人に異変が起きます。凡人の一部がミカン化してダメになってしまい、結果、元の割合に戻ってしまいます。またリストラを行った場合、また残った凡人の一部がみかん化という具合に悪循環を起こし、最終的に会社を運営する人員がいなくなり破綻してしまいます。このため、下手に切り捨ててしまうよりもみかんを残したまま、凡人がみかん化するのを防ぎながら「新人の流入量=完全に腐ったみかんのリストラ量」するのが得策です。

如何にみかん化しないようにするか。それは一文目に述べたように教育が大事です。

小さな頃から学校で夢というワクチンを与え続け、ニート&ヒッキーにならないように教育します。教師や親、大人が子供ともっと積極的に話し合える場を作り「教育は学校のものだから」や「躾けは家庭の問題」などと責任を擦り付け合たりマニュアル教育ではない自分の言葉と体験を用いた工夫ある教育をする必要があります。時には厳しく叱ることも辞さない態度が重要。生徒や子供を叱れない大人が増えている現在ですが今も昔も教師モノと呼ばれる漫画やドラマは高人気です。「金八先生」「GTO」「ごくせん」「女王の教室」等。教師が自分の立場や世間体などお構いなしに生徒と一緒に馬鹿やって泣いて、笑って、時には厳しい態度で接して行き過ぎたこともやってしまう。それでも全ては子供のためで親身になって非行に走らないように、社会で挫折しないように、大きな壁として子供達に立つ姿に共感する人は多いはずです。実際に視聴率の高さでも、子供や大人の「あんな先生がいるなら学校楽しいのに」と一度は口にしたことがある結果が全てを物語っています。

 戦後、高度経済成長が過ぎ、少子高齢化の時代になり、一人っ子も多くなり、子供を大事にするあまり、過保護の時代になりました。親や教師、大人の権威は失墜し、子供を本気で叱れる大人が減った今。子供が非行に走っても、注意してキレられて刺されるのが怖いからという大人ばかりの世の中。テレビやネットではそんな弱い大人のことばかりが目につき、うざい大人にはどうすればいいかのハウトゥまであるほど。結局、子供が夢を失しない、ニート&ヒッキーになってしまうのは大人達の頼りない背中を見て育った結果です。頼りない大人の説教なんて何の説得力もありません。では、どうしたら良いのか。それは簡単です。

「大人が尊敬できる大人になること」子供に対して深く、親身で接すること。そういった場を多く持つため、家庭では食事を共にして、今日学校であったことや会社であったことを話してみることが対策の第一歩となります。普段慣れないことかもしれませんが、昔はあったごく当たり前のこと。それでも難しいなら公共の集会で心理学者や教師、高齢者などを講師として意見を聞ける場を持つのもありです。
 今まで述べてきたことをまとめるならば「大人が変われば、子供も変わる。尊敬される大人になろう」かなり精神論が強い気がしますが、結局、人間最後に来るのは"心"。感情が無い機械とは違います。親身になって情熱を注ぐことで伝わるものがたくさんあり、それを助けるスローガンを政策に織り込み、マスメディアを通じて、そうすることがカッコいい。そうするのが「世間の常識だ」と言われるようになった時、ニート&ヒッキー問題、果てはそれを原因とする少年犯罪、その他の問題が無くなる時でしょう。